【東日本の温泉宿初・省エネ大賞受賞】CO2排出量42%削減!地球にやさしいサステナブルな温泉リゾートへ
大体家電や設備は10年ごとに交換するのが良いと言われていて、最新のものに変えるだけで翌年の電気代が大幅に下がります。
温泉廃熱は、大浴場などの浴槽の淵から溢れ出る温泉水などは廃湯槽に集められ、今まで捨てられるだけでしたが、廃湯槽に集められた35℃前後の熱をもった温泉水から熱を回収することで温泉の加温や給湯ボイラーに補給される水道水を事前に温めておくことができます。
費用のかかる、省エネ推進のポイント「理解を得る」
確かにコストはかかりますが、省エネ設備に投資したお金は、固定費(エネルギー費)の削減となって効果が表れます。この削減効果により、投資した費用を数年で回収することができます。また、補助金利用は省エネ設備に投資するお金が削減できますが、申請は準備が肝心です。実行する時より、資料やデータを整理して実行に至るまでの準備が大切です。知識のある業者さんと一緒に取り組むことで日々自分の勉強にもなっています。社長をはじめ、各温泉リゾートのスタッフに理解いただくことで省エネ活動が継続でき、感謝しています。
温泉宿のロールモデルに
なかなか表立って出ることのない施設管理の仕事ですが、安心安全な施設運営を持続していくには、こつこつと古い設備の復旧や更新を続けていくことが大切だと思っています。