「今こそ見直そう穀物のチカラ」は株式会社はくばくが大麦や雑穀を始めとした穀物の持つ様々な健康機能を紹介し、穀物を通して人々の健康と豊かな食生活を実現していくために発行するニュースレターです。
今回はVol.5として、食品の値上げが相次ぎ家計を圧迫する中で、少しでも安く健康的な食事を摂るために「食物繊維をコスパよく摂れる食材=大麦」についてお伝えします。
年々上がっていく日本の食料の値段
小麦粉、食パン、パスタ、コーヒー、ソーセージ……2022年は世界的な原料価格の高騰により、食品の値上げが相次いでいます。
日本全国における食料の消費者物価指数(注1)は10年前の2012年と比較して10ポイント以上も上昇、2022年は今後さらなる上昇が予想されます。食品の価格が上がり、節約を意識するようになると悩むのが栄養バランス。健康的な食事をしたいけれど、節約を考えるとなかなかバランスのいい食事ができないと悩む人も多いのではないでしょうか。
(総務省「消費者物価指数」)
もっとも安く、手軽に食物繊維を摂れる食材は大麦
玄米、ごぼう、きゃべつなど食物繊維が多いイメージのある食材。実はそれらの食材よりも食物繊維が豊富に含まれているのが、もち麦や押麦などの大麦です。