くらし情報『日本独自の擦弦楽器「胡弓」の伝統と革新をテーマに『木場大輔 胡弓リサイタル2023』開催決定 カンフェティでチケット発売』

2023年8月14日 10:00

日本独自の擦弦楽器「胡弓」の伝統と革新をテーマに『木場大輔 胡弓リサイタル2023』開催決定 カンフェティでチケット発売

胡弓専門の演奏家、木場大輔

木場大輔は史上稀な胡弓専門の演奏家として、日本各地で伝わる胡弓の伝統手法を研究・再構築し、胡弓という楽器の価値の再認識に向けて、「伝承」「普及」「創造」の3方面から新たな光を当てています。

日本独自の擦弦楽器「胡弓」の伝統と革新をテーマに『木場大輔 胡弓リサイタル2023』開催決定 カンフェティでチケット発売


【曲目】

◆胡弓本曲「蝉の曲」
吉沢検校 作曲
胡弓/木場大輔歌・箏/菊珠三奈子
胡弓は江戸時代、当道に属する盲人音楽家により三味線や箏とともに芸術的に洗練され、上方と江戸を中心にいくつかの流派と胡弓本曲が生まれた。
「蝉の曲」は、幕末に名古屋で活躍した吉沢検校作曲の胡弓本曲。蝉の鳴き声に事寄せて、恋の終わりを予感した女性の嘆きを表現している。ヒグラシの鳴き声を想起させる旋律が胡弓の音色を見事に活かしている。

◆豪絃独奏低音胡弓のための「雲龍」(新作初演)
木場大輔 作曲
豪弦/木場大輔
​「雲龍」は、低音胡弓独奏の可能性を追求するため今回新たに創作。杵屋佐吉家に伝わる世界唯一の巨大三味線「豪絃」をコントラバス弓で擦って奏でる。
三味線の一オクターブ下の音域を活かし、胡弓演奏家の視点から日本音楽における低音擦弦楽器の存在意義を示したい。


◆三曲合奏「石橋」
芳沢金七・若村藤四郎 作曲木場大輔 胡弓手付
歌・三絃/岡村慎太郎歌・箏/中井智弥胡弓/木場大輔
現在、三曲合奏といえば三味線・箏に尺八が加わる合奏形態が圧倒的に多いが、明治以前は尺八ではなく胡弓を用いるのが本来の三曲合奏の姿だった。

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