春の音楽の祭典「TOKYO SYMPHONIC WAVE 2022」総勢約100名の音楽家たちによるゴールドリボン・チャリティー公演
「今後、音楽の新たな価値観として、子供たちのためのチャリティー活動を積極的に進めていきたい」と強い意欲をみせる。タケカワは、1979年『国際児童年』協賛歌として、全世界に向けて発表したゴダイゴの「ビューティフルネーム」を、八神は地球・自然への愛と世界平和への思いを込めた「Mr.ブルー ~私の地球~」を壮大なオーケストラサウンドの中で歌い上げる。尾崎は自作の「Ligher」と父・豊の遺作「I LOVE YOU」を選曲、愛の広い世界を歌で綴る。幸田浩子は京都フィルの古都の響きと共に名作オペラアリアを披露。そして、欧州の紛争地域で平和を祈念するバルカン室内管弦楽団の活動を続ける指揮者柳澤は、「未来を築く子供たちのためのこの演奏会は画期的、音楽の大きな可能性を導きたい」と公演の意義を示す。なお、本公演のチャリティー基金は特定非営利活動法人ゴールドリボン・ネットワークの活動に全額寄付。会場ロビーでは、来場者に3000円以上の寄付を募る。ゴールドリボン・ネットワークは、小児がんの子どもたちが安心して生活できる社会づくりのために2008年より活動中の認定NPO法人。
小児がんは、専門的な治療を受けられる病院が少ないこと、入院が長期にわたること、治療後に晩期合併症(後遺症)