くらし情報『【新刊】書き込んであなた自身を知る『 50歳からのエンディング・ダイアリー 』 10月17日発売 駒草出版』

2022年10月17日 08:00

【新刊】書き込んであなた自身を知る『 50歳からのエンディング・ダイアリー 』 10月17日発売 駒草出版

そして2012年10月2日、難病との闘病生活の末に、41歳の若さでこの世を去りました。

そのわずかな間で、彼は公正証書遺言を作成、さらに「ぼくのものはハードディスク2枚を残して、あとは全部捨ててくれ」と言って持ち物も整理しました。
また、葬儀社に相談して自身の通夜・葬儀もプロデュースします。しめやかな感じではなく賑やかにしたいと、実際に斎場には50インチのモニターが用意され、彼の出演したバラエティ番組を再編集したVTRが流されました。そして、事前にちゃんとしたためられていた、最後の挨拶状も参列者に渡されました。
その他にもお墓はもちろん、手記の出版や自分の死後の妻の引っ越し期限まで決めるなど、彼は「完璧な終活」を成し遂げたと大きな話題となりました。

最期まで寄り添った妻・金子稚子は、彼の病気の発覚から闘病を支えるとともに、患者とその家族でありながらも、夫と一緒に医療現場や死の前後の実情を体験的に取材することに。 そして夫の死の直後、四十九日に合わせて発行された手記・金子哲雄著『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(2012年・小学館)の執筆ならびに編集制作補助にも携わりました。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.