宮沢賢治が愛した故郷・岩手の大地を目指す 爽やかな冒険物語 シアターキューブリック結成20周年公演第二弾『葡萄酒いろのミストラル』上演決定 カンフェティでチケット発売
都会の劇場に爽やかなミストラル(季節風)が舞い降ります。きっと冒険の旅に出たくなる作品です!
ーラブソングは495kmー
37歳の若さでこの世を去った童話作家、宮沢賢治。
彼がこよなく愛した故郷・岩手の大地を目指し、
自らの運命とともに駆け抜ける一匹の犬の大冒険。
<ものがたり>
昭和23年春。戦後復興で活気づく東京の片隅に、家の外へ一歩も出られない引っ込み思案の雌犬「かりん」がいた。
飼い主の少年「ユウキ」は、情けなく思いながらも、自分のそばを離れられないかりんを可愛く思っていた。
ある日、空から舞い降りてきたたんぽぽの綿毛「しずく」が、かりんをからかう。
しずくに誘われ、おそるおそる野良犬の溜まり場へと足を踏み入れるかりん。
かりんは、怖さの先にある未知の世界の楽しさを知り、出会った犬たちとの交わりを通じて、まだ見ぬ自分がいることに気づいてゆく。そして、見上げた雄大な夜空に、眠っていた記憶が星のように光を放ち始める──。
【2012年 過去公演より】
シアターキューブリック
2000年に劇団旗揚げ。以降、「大人が楽しめるエンターテインメントファンタジー」の創作に邁進し、40公演にわたり、座付作家・緑川憲仁の作品を中心に上演を重ねてきました。