くらし情報『能楽研修生達が魅せる発表の場 国立能楽堂『第30回 青翔会(第十期 能楽(三役)研修 能楽研修修了発表会)』開催 カンフェティでチケット発売中』

2023年2月17日 10:00

能楽研修生達が魅せる発表の場 国立能楽堂『第30回 青翔会(第十期 能楽(三役)研修 能楽研修修了発表会)』開催 カンフェティでチケット発売中

笛は、能の囃子では唯一の旋律楽器ですが、メロディではなく、情景や主人公の心象などを表現し、幽玄の世界をかもし出します。
笛方には森田流、一噌流、藤田流の三つの流派があります。

▼小鼓方
小鼓は、拍子を司る打楽器で、大鼓と対で用いられます。馬革で作られた革を調と呼ばれるひもで組んで、胴に締めつけます。この調を緩めたり締めたりして、四種類の音を用いて演奏します。小鼓の革は乾燥するといい音が出ないため、演奏中に息をかけるなどして湿らせて音を作っています。
小鼓方には観世流、幸流、幸清流、大倉流の四つの流派があります。

▼大鼓方
大鼓も小鼓と同様、拍子を司ります。
小鼓同様、馬革を使った革を用いますが、小鼓とは異なり、湿気を嫌います。大鼓の革は演奏前に炭火で乾燥させ(焙じるといいます)、大鼓用の調を用いて胴にきつく締めあげます。「カーン」と高い乾いた音が特徴的で、能の囃子の中心となる拍を刻み、音楽をリードします。
大鼓方には葛野流、高安流、大倉流、石井流、観世流の五つの流派があります。▼太鼓方
手で打つ小鼓・大鼓と異なり、太鼓は撥を使って打つ締太鼓です。革は牛の革が使われています。太鼓はすべての能で使われるわけではなく、太鼓が入る演目を太鼓物といい、原則として霊、鬼、精など、人間を超越したものが登場したり所作をしたりする場合に演奏されます。

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