自動運転サービスの社会実装をさらに加速、Navya Mobilityへ出資
を設立し旧Navyaの資産を取得、2024年6月にはGAUSSIN SAが保有する普通株式をマクニカがすべて取得し完全子会社化しました。今回マクニカの追加出資にあわせて、NTT西日本が新たに出資することとしました。それに伴い新社名を「Navya Mobility SAS」に変更する予定です。なお、両社による出資並びに社名変更につきましては、フランスの法律に従い、CSE承認(労働者代表者機関)、競争法確認並びに当局の許可を経て正式に完了となります。
1.背景
少子高齢化による人手不足や物流・運送業界におけるドライバーの労働時間制限による2024年問題等により、地域交通の維持や運送業におけるドライバー不足などに関する社会課題が深刻化しています。それらの社会課題の解決策として、自動運転などのモビリティ技術を活用した持続可能な公共交通・物流の実現が急務な状況です。また、2023 年 4 月1 日に改正道路交通法が施行され、自動運転レベル 4※2 での公道走行が許可されるなど、自動運転サービスの社会実装に向けた機運が高まっています。こうした背景を踏まえNTT西日本グループとマクニカは、2023年8月2日より自動運転分野において事業提携を開始※3し、地方自治体や交通事業者と自動運転の社会実装に向けた取り組みを推進することで、2024年度の国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金 (自動運転社会実装推進事業)」