2023年9月8日 17:00
バレエ「えんとつ町のプペル」 「自信をもって『素晴らしい!』と全員で叫べる作品」 出演者らのコメントが到着!通し稽古レポート
そういうところをお客さまがどう見てくれるのかが楽しみ」と語った。
■ファンタジーのようでリアルな物語。「客席に座って、自由に感じて」
作品の見どころについて問うと、みな口々に「どこも魅力的」「一つに絞れない」という答えが。いくつか挙げられたシーンのなかで特に人気が高かったのは1幕の「ハウスシーン」と呼ばれる、ルビッチと母親ローラのやり取りを、父親のブルーノ(風間の2役)が見ているという場面だ。「親子や人のあたたかさ、サポートしてくれる仲間の存在を感じられる」(関)
また、このバレエの魅力について宝満は「一見ファンタジーのようだが、実はとてもリアリティにあふれている。この創作の現場のエネルギーにふれることを通して、夢を見ることってやっぱりいいな、と思わせてくれる。そうしたところも感じていただければ」と話す。関も「『夢見る子を馬鹿にする』という、物語の大筋に現実味がある。
だからこそ、登場するキャラクターにもリアリティが感じられ、お客さまも誰かしらに共感できるものがあると思う。理解しよう、分かろうと思わず、ただ客席に座り自由に感じ、舞台とのキャッチボールを楽しんでほしい。できるだけ大勢の方々に見ていただきたい」