2022年11月29日 00:00
お茶の葉から生まれたマグカップで、心地よいティーライフをお楽しみください。
可憐で上品な器が、飲み物や料理をおいしくおしゃれに引き立てます。
灰釉のスペシャリスト・陶芸作家の竹村 繁男氏について
京都で長年、灰釉のスペシャリストとして活躍されている大日窯 竹村繁男氏は、自身で育てた向日葵の他、葡萄、無花果、枇杷など様々な草木で釉薬を作り出し作品を製作されています。今回のプロジェクトの為に茶葉の灰を一から研究し、生まれた釉薬を使い考案された器の製作を、竹村氏の陶房である大日窯にご協力いただきました。
陶芸の世界において、様々な植物を燃やし、作り出した灰を使って釉薬を作る方法は、古くから行われてきました。杉やクヌギ、稲藁などを使って釉薬にする方法がよく使われています。その伝統的な技術を使い、お茶の製造工程で取り除かれた茶葉を灰にし釉薬として利用することで、Needle to Leafのオリジナルのマグカップを作りました。
お茶の葉の釉薬ができるまで
60kgの茶葉から約3kgの茶灰ができ、マグカップ30個分程度の釉薬として生まれ変わらせることができます。
1. 1日半かけて灰になるまで茶葉を燃やします。
2. 灰を篩(ふるい)にかけ、水にさらし灰汁(あく)