キャラクター絵画が背負うものとは?MEDEL GALLERY SHUにてグループ展「tenacity:執着」が5/24〜6/5まで開催!
作者がそう望まない限りは。感情の器としてのキャラクターを一考していただければ幸いです。
飯島モトハ
わずかにアカデミズム批判も織り込みながら、個々のアーティストの特徴や個性に上手くフォーカスしたキュレーション・作品に仕上がっています。是非ご高覧願います。
アーティスト_あさこはるか
あさこはるか
自分が実際にみた風景をもとに油絵具やクレヨンで制作している。中に現れる人物は自分のあらゆる感情を引き受けてくれている。にこにこでいたいと思うが実際そうでない場面も多く、押し殺す感情もある。幸せに生きていたいという願いと、自分を愛していきたいという願いを込めている。
絵を生み出すことは自分の皮をひっくり返して隅々まで見るような作業と、まるで他人が描いたように感じる距離感とを行ったり来たりしながら描いている。自分を形取るものとして必要な行為だと感じている。
あさこはるか_参考作品
アーティスト_木川みく
木川みく
ものとの距離感がなく、色が混ざり合った世界。人間の顔はみなうつくしく、感情は清らか。優しい父と母がそばにいて、ちいさくてやわらかい弟がいて、自分は愛されている。幼少期の、とてもしあわせな記憶。