コロナ禍に朗読劇で配信した舞台『ノンセクシュアル』 5年ぶりにストレートプレイとして上演 チケット一般発売開始
加害者が被害者であり、被害者が加害者でもあり、加害者がいつの間にか被害者になっている。
作品全体に<紙一重><表裏一体>」という<愛と狂気><泣きながら笑う><怖すぎてひきつった笑い浮かべる>複雑な想いと事象をちりばめたストーリーです。
単純には割り切れない人の想いや、過去、素性を、それぞれのキャラクターの立場から構成していきます。
2020年に公演準備を進める中、<外出自粛要請>などコロナ禍での様々な、世界中でかつて経験した事のない事態が起こった際、急遽、朗読劇に上演形態を変更し、配信として観客にお届けする事となりました。蔓延防止対策としての各キャストを個別のブース内に入れての朗読など、様々な制約からの工夫が、逆に、この作品の閉塞感や”いびつ”さ、コミュニケーションのズレを際立たせたと評価され、2022年の映画館での上映イベント、再配信も多くの観客にご覧いただけました。
その際、観客からご好評を頂いたものの、「やはり当初の企画、予定のようにストレートプレイで作品を観たい、」というご要望も多くいただきました。コロナに対しての様々な対策が講じられるようになった現在、2025年2月にストレートプレイでの上演となります。