くらし情報『映画『君の忘れ方』原案本、読むグリーフケア『愛する人を亡くした人へ』を文庫化11/3発売』

映画『君の忘れ方』原案本、読むグリーフケア『愛する人を亡くした人へ』を文庫化11/3発売

を書くことにしました。
手紙は全部で15通ですが、伝えたいことは「死は不幸ではない」というメッセージただ一つです。本書『愛する人を亡くした人へ』は、この15通の手紙で構成されています。「別れ」「儀式」「いのち」「受容」「悲しみ」「時間」など、1通ずつ視点を変えて「死と人生」について語る手紙では、生死の真理を追究した偉人や学者、研究者のエピソードも紹介。ブッダや孔子の言葉から、デーケンの「悲嘆のプロセス」、キューブラー・ロスの「死へのプロセス」まで、さまざまな先人たちの叡智が「死は不幸ではない」という著者のメッセージを裏づけています。

■町田そのこ氏が解説「愛する人を失う怖さに耐えられないのだ」

文庫化にあたり、『52ヘルツのクジラたち』が2021年本屋大賞第1位となった作家の町田そのこ氏の解説を収録。死をテーマにした作品の執筆を通じて、死について考え続けているという町田氏は『愛する人を亡くした人へ』について、「死をすっかり理解したかと言えば、それはノーだ」とキッパリ。しかし続けて、「私はきっとこれからも、大切なひとの死に接するたび絶望するだろう。
(中略)しかしこれからは、本書の言葉たちを思い出すことができる」

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