【中小企業の約半数に後継者がいない現実】芳子ビューエル著『経営者のゴール M&Aで会社を売却すること、その後の人生のこと』2024年8月26日刊行
M&Aの活用で後継者問題は少しずつ改善されている
※以下本書より一部抜粋
M&Aの活用で後継者問題は少しずつ改善されている
レコフデータ社が公表しているデータによると、統計を取り始めた1985(昭和60)年の日本企業が関わったM&Aの件数は260件、2022(令和4)年は4304件となっています。
あくまでも公表されている件数ということですが、37年間で約15.6倍にも増加しています。
一方で、2011(平成23)年に65.9%だった後継者不在率は、2020年には65.1%、2023年には53.9%と、この10年強の間に12%も改善されています。
日本でM&Aの活用が増えてきていることが、後継者問題が改善している要因の一つとして考えられます。
中小企業のオーナー経営者がM&Aを行うメリット
•事業承継を実現して会社を継続できる
•創業者利益を確保してハッピーリタイアできる
•銀行の個人保証・担保から解放される
•会社をさらに成長させることができる
•新たな事業を立ち上げるための資金を確保できる
•社員の雇用を守ることができる
※本書では各メリットについて詳しく解説します。