【中小企業の約半数に後継者がいない現実】芳子ビューエル著『経営者のゴール M&Aで会社を売却すること、その後の人生のこと』2024年8月26日刊行
M&Aの活用で注意するべきポイントを自身の経験や実例を交えて紹介
「M&A仲介会社は本当に信用できるのか」という相談を受けたことがあります。]
騙されるのではないか、高額な仲介手数料を取られるのではないか、と心配になる気持ちは、とてもよくわかります。
私も当初は同じように考えていました。
だからこそ、まずは自分でリサーチして、M&Aの知識を仕入れることにしたわけです。
実際、自分である程度学んでから仲介会社の人間、M&Aアドバイザーに会って話を聞くという方法は間違っていなかったと思っています。
彼らの話がある程度わかりますし、理解できないことは具体的に質問することができます。
筋の通らないおかしなことを言っていないか、眉つばで怪しげな話をしていないかなど、注意して話を聞くことができるので、複数の業者の話を比較検討したうえで、信用できると思えるM&Aアドバイザーを自分で選べばよいのです。
M&Aの活用で注意するべきポイントを自身の経験や実例を交えて紹介
経営者が知っておくべきM&Aの際の8つの「心得」を解説
心得①M&Aをするべき理由を明確化する
心得②自分の会社を徹底して客観的に見る
心得③M&Aの相談相手は慎重に選ぶ
心得④M&Aアドバイザーに自社の情報を勝手に持ち歩かせてはいけない
心得⑤会社の売り時=自社の旬の時期を逃がしてはいけない
心得⑥M&Aの検討・実行はできるだけ早いうちに行う
心得⑦お相手(買い手)