2023年2月10日 14:00
花のような優しい香りと柔らかな甘み「長野竜眼 2022」発売【サンクゼール・久世福商店】
「長野竜眼 2022」は、竜眼ぶどう特有の可憐で白い花のような優しい香りと、口の中に広がる柔らかな甘みが食事をよりおいしく引き立てます。すっきりとした酸味がワインにみずみずしい果実感を与え、軽やかで爽やかな余韻が幸福感をもたらします。
長野県固有品種のぶどう“竜眼”とは
“竜眼”は奈良時代に中国から日本へと渡り、長野に根付きました。(諸説あり)特に長野の善光寺平で栽培されていたため、”善光寺ぶどう”とも呼ばれ親しまれていました。白ぶどうなのに皮がほんのりピンク色、皮が薄く果肉が多いので、搾るとフレッシュでみずみずしいジュースができます。サンクゼールでは、生産量が減っているこの貴重なぶどうを守り、多くの方にこのワインを届けられるように、生産者の方々にご協力いただき、収穫量を増やす取り組みをしています。
醸造責任者より「竜眼のワイン造りのこだわり」
サンクゼールでは2003年から「長野竜眼」の醸造を始めました。ワイン用品種の“シャルドネ”などに比べると、“竜眼”は香りや味が弱く、とても繊細なぶどうです。初めのころは、発酵させても香りが弱かったりと、ぶどうの持つポテンシャルを引き出すことがなかなかできませんでした。