【界 別府】別府つげ細工職人と“一生モノのつげブラシ作り”開催 ~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」2年目に突入~|期間:2022年9月1日~2023年2月28日
「手業のひととき」を行う、別府つげ工芸
大正8年(1919年)、初代・安藤一平が創業して以来、飾り物、細工物と時代の変遷に合わせた作品を扱ってきた、つげ細工工房です。現在では、初代から引き継がれる独自の彫刻技術を駆使して20年前に生み出された「つげブラシ」が人気。静電気を抑え、髪にツヤと潤いを与えるブラシなので、メンテナンスをすれば、一生使えるすぐれものになります。
別府つげ工芸代表安藤康男(やすお)氏のコメント
古来より、つげは固く変わらない絆を表す縁起物として、夫婦円満、家内安全のお守りとしても重宝されてきました。日常で役立つモノというだけでなく、人々の想いが込められ、長きに渡り愛されてきた柘植の良さを、皆様にもお伝えしたいです。そして、今まで引き継がれてきた技術や職人の思いを絶やさず未来にも伝えていきたいという思いで、日々ものづくりに打ち込んでおります。長くご愛用いただくことで、艶やかな飴色に変化していくつげブラシは、変化の仕方はさまざまで、世界で唯一の「ご自身だけの1本」になってくれることでしょう。皆様と楽しいひとときを共有できますことを、心から楽しみにしております。