【ダイキン】新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対するストリーマ技術による不活化効果を確認
試験結果
ストリーマ照射を2時間行ったオミクロン株は自然減衰と比べて99.93%不活化され、4時間のストリーマ照射では99.97%不活化されたことが確認できた。
本実証試験の説明動画
ストリーマ技術の特長や、新型コロナウイルス変異株に対する実証試験の実施方法や結果について、動画でも分かりやすく解説しています。
評価方法
実証試験には、新型コロナウイルス変異株の hCoV-19/Japan/TY38-873/2021株(オミクロン株)を使用した。BSL-3施設内の安全キャビネットに約31Lのアクリル製ボックスを2個置き、一方にストリーマ放電装置を設置した。両ボックス内に6ウェルプレートを乗せたシーソーシェーカーを置き、プレートの各ウェルにウイルス液0.5mlを入れた。シーソーシェーカーで攪拌しながら一方の6ウェルプレートにストリーマ照射を行った。1,2,4時間後にウイルス液を回収し、Vero E6/TMPRSS2細胞を用いてTCID50法によりウイルス価を測定した。
ストリーマ技術について
ストリーマ技術は、2004年に当社が実用化したストリーマ放電により有害物質を酸化分解する技術です。