くらし情報『若きゴッホの苦悩を描く 劇作家・三好十郎 名作戯曲 劇団文化座『炎の人』上演決定 カンフェティでチケット発売』

2022年11月21日 10:00

若きゴッホの苦悩を描く 劇作家・三好十郎 名作戯曲 劇団文化座『炎の人』上演決定 カンフェティでチケット発売

年2月、演出家佐佐木隆、女優鈴木光枝をはじめとする9人のメンバーによって結成され、1945年には日本の現代演劇を紹介する目的で旧満州(中国東北部)に渡り、そこで敗戦を迎えています。これは当劇団の歴史であり、創立メンバー亡き後も劇団の創造の柱に、その痛み、憤り、反省が受け継がれています。また、この苦難の経験から一貫して働く人たちの応援歌とも言える、常に社会的な弱者の気持ちに寄り添い、生活者の「視点」を持って作品を創造してきました。

1982年には水上勉作・木村光一演出『越後つついし親不知』で新生面を切り開き、文化庁芸術祭大賞、ならびに佐々木愛が紀伊國屋演劇賞を受賞しており、1987年より今日に至るまで、隆と光枝の一人娘である佐々木愛が劇団代表を務めております。

そして、近年ではその創造の方向性も多岐に渡り、新しい挑戦も初めています。
2008年『てけれっつのぱ』で平成20年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2013年、映画化もされた金城一紀原作『GO』を舞台化し、主演を務めた藤原章寛が文化庁芸術祭新人賞を受賞。2018年には、三好十郎作『夢たち』、宮本研作『反応工程』、原田マハ原作『太陽の棘』、この三作品の舞台成果に対して、第53回紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞しました。

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