2022年9月23日 10:00
寺山修司が感激したオフ・オフ・ブロードウェイ作品『小鳥の水浴』を深海洋燈版として上演決定! カンフェティでチケット発売
1965年に初演。
ニューヨークの片隅で出会った夢を追う売れない詩人のフランキーとウェイトレスのどこか不思議な女ヴェルマ。
ある寒い夜、街中にしゃがみ込んでいる彼女を男は自宅へ招き入れ、一夜を共にするが…ヴェルマは誰にも言えない秘密と深い闇をかかえていた。
繊細な二人の若者の会話が織りなすラブストーリー。希望とは?夢とは?生きるとは?心の奥に秘められた思いが溢れ出る時…そして衝撃の結末とは。
1965年の初演を観た寺山修司氏が感激し、日本に持ち帰り日本に紹介された作品。その後、寺山修司の弟子でもあった池島ゆたか氏が翻訳し、現在に至るまで様々な演出家や役者によって何度も上演されてきた。
この‘’ほかに類をみない‘’「出会い」のラブストーリーに挑戦する。
本作品は2021年2月に深海洋燈初の舞台作品として上演された。深海洋燈のコンセプトである、深海=光の届かない暗闇。未知の世界。可能性を秘めた世界。洋燈=明かりを灯す。という独自の視点からこの名作を切り取り新たな物語へと発展させ、高評価を得た。物語冒頭の身体表現を用いたシーンは斬新であり、舞台作品の新たなアプローチを生み出した。
本企画では、次世代を担う俳優を用いて更なる作品・表現の可能性を広げたい。