2024年2月2日 08:00
【新刊】1601番目のボートレーサーと家族の実話『レーサーの家』 2月2日発売 駒草出版
還暦間近の名もなきボートレーサーに引退勧告が迫る。生き残るには奇蹟を起こすしかないなか、彼の双眸には何が映るのか
『レーサーの家』著:平山 讓駒草出版
駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部/所在地:東京都台東区台東1-7-1)は、『レーサーの家』(著:平山 讓)を2024年2月2日(金)に発売いたします。
【名もなきレーサーの半生とその家族、師匠・弟子・友人たち】
全国には1600人のボートレーサーがいる。加えて、年に2回新人がデビューしてくる。
そしてその数が1600人を超えると、成績下位の者から引退勧告を受けることになる。
「優勝劣敗」――
レースの世界は、優っている者が勝ち、劣っている者が敗れるという厳しい道理が支配している。
そんなボートレースの世界に、還暦間近の名もなきレーサーがいた。
順位は1601位。
このままでは引退を迫れられるのは、ほぼ間違いない……。
しかし彼には突然聴力を失ってしまった妻と、ダウン症の息子、脳卒中の父、認知症の母が。そして襲うコロナ禍……。
荒波のような人生で負けつづけるレーサーが、1600人への生き残りをかけて最後のレースに挑む。1600位を目指すには奇蹟を起こしつづけるしかない。