2024年3月30日 08:45
映画『四月になれば彼女は』山田智和の初長編監督作のミューズとなった森七菜の覚悟
(左から)森七菜、山田智和監督(映画『四月になれば彼女は』) (C)ORICON NewS inc.
ウユニ(ボリビア)、プラハ(チェコ)、アイスランドでのロケを敢行したことでも話題の映画『四月になれば彼女は』が公開中だ。カメラを持って世界中を旅する伊予田春を演じた森七菜と、米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」など多くの伝説的ミュージックビデオ(MV)を演出し、本作で長編映画監督デビューした山田智和に、同作について聞いた。
映画は、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など新海誠監督作品をプロデュース、『映画ドラえもん のび太の新宝島』の脚本も手掛けた川村元気氏の小説(文春文庫)が原作のラブストーリー。
主な登場人物は、3人。佐藤健演じる精神科医の藤代俊、長澤まさみ演じる坂本弥生、そして森が演じる藤代の大学時代の恋人で初恋の相手、伊予田春。弥生との結婚の準備を進める藤代のもとに、春から10年ぶりに手紙が届く。ウユニ塩湖、プラハ、アイスランドから手紙を送ってくる、春。
そんな中、弥生が突然、姿を消してしまう。春はなぜ手紙を書いてきたのか?弥生はどこへ消えたのか?ふたつの謎は、やがてつながっていく。