斎藤佑樹、「株式会社斎藤佑樹」立ち上げは見切り発車　アスリートのセカンドキャリア支援中も苦笑いで「まねしないで」

また、引退後に斎藤は「株式会社斎藤佑樹」立ち上げ。セカンドキャリアの決断をしたのは「引退したタイミングで。僕自身は見切り発車で僕の会社『株式会社斎藤佑樹』を立ち上げたんですよ。なんとなく漠然と、いろんな方のキャリアを見ている中で、斎藤佑樹じゃないとできない野球界への恩返しをしたいな、と。そうなった時に自分は、どこに身を置くべきかと考えると、自分で会社を立ち上げるか、個人事業主としてスタートするかの、どっちかだった。誰かの傘の下に入るというよりも自分で『株式会社斎藤佑樹』というわかりやすい会社を立ち上げた」とした。

さらに「現役の選手の方にはまねしないでほしい」と苦笑いを浮かべながら「何をやるかも決まっていなかった。まずは1人で歩く姿を見せることによって、何か生まれるんじゃないか。それだけだった」と語っていた。

文字通り、ゼロからのスタートだった。「あいつ、中身何もないじゃん」と言われる可能性も考えたが、斎藤は「まず、それをやらないといけない。なんでかと言うと、野球界で人とは違う注目のされ方をしてきた。何か斎藤佑樹なりの野球界への恩返しがあるんじゃないかと思った。勝手に使命感を感じた」