くらし情報『“76歳の生徒会長”外国人たちと学ぶ 頑張った証を子どもたちに残したい…夜間学校のドキュメンタリー』

“76歳の生徒会長”外国人たちと学ぶ 頑張った証を子どもたちに残したい…夜間学校のドキュメンタリー

同時期に結婚し、2人の子どもも育て上げた。

70歳を過ぎた板谷さんがもう一度学びたいと思ったきっかけは、日記を始めたこと。漢字で書けない悔しさをばねに、夜間中学での勉強を通じ、日記を漢字で書けるようになって、自分が頑張った証を子どもたちに残したいという。

そんなある日、散歩の途中で胸に違和感を覚えた。駆け付けた病院で心臓近くの血管に異常が見つかりすぐ手術に。今後も通院して経過を見ながら何とか学校に通い続けることにした。なぜそこまでして学校に通い続けるのか…。

それは、生徒会長に任命されていたから。
教職員の間で、年齢も国も違おうが全員に対等に接する姿勢が高く評価されていた。生徒会長として、まずは同級生の名前を覚えようと学んだばかりの英語も交えながら、コミュニケーションを図る。

6月、生徒会長として初の大仕事である、レクリエーションの企画を決めることに。5ヶ国から選抜された生徒会メンバーで、どんなゲームをすれば仲良くなれるか考え、少しでもたくさんの人に来てもらえるよう、 休日も返上し、レクリエーション大会のチラシを配る。板谷さんが教頭先生と向かった先は、府内で店を経営するスーさん。15人の従業員のうち自分を含めた6人が夜間学級に入学したが、休みが少なく、皆休みがち。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.