『光る君へ』“道長”柄本佑、娘・彰子の入内は「複雑な心境」 【君かたり】
![大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FOriconStyle%252F2024%252FOriconStyle_2334116%252FOriconStyle_2334116_fc03143928858eeecd1f_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道長を演じる柄本佑の声を紹介する。
――娘・彰子の入内について
非常に複雑な心境ではありますよね。でも「お前はずっとキレイなところにいる」って言われたのが、結局自分の周りのものは汚さずに苦労することなく今の地位にきたっていうふうなことを割と言われて、あそこのお姉ちゃんに言われるところが結構効いたところもあるんじゃないですかね。もちろんうすうす感づいているところではあったかもしれないけど、ただ一個自分を正当化するというようなことで言うと、親父がやっていたようなことの意味合いとは違うっていうふうなことは、なんかあったりもするかもしれないですよね。
兼家さんがやっていたような入内させていくような、そこの目的と自分がこれからする入内っていうのは、世のためであって自分の家とかそういったことではない、まひろとの約束を果たす、もっと大きな話にはなっていますけど、でもやっぱりあの約束っていうのと、世の中をよくしていくっていう我のためにやっているわけじゃないっていうふうなことが、一個正当化させる理由として、だからさっきのシーンでも入内をした女子に幸せはないっていうふうなことは、本当に今もそう思っているし、同じ思いでいるけれども、自分が左大臣として帝を支えていくものとしてやらなくてはいけないこと、やっぱり決め手は悲しいかな、自分が左大臣になってしまって、彰子が自分の娘であったっていうふうなことを言っていたけど、そこら辺が悲しいところでもあるなという気がしますけど、だからなんか一個思うのは、心境はねずっと変わらないんですよ、この人、たぶん。