くらし情報『オードリーが「おしゃべり報道番組」で見せた“新境地” 少年刑務所内の中学校で『ヒルナンデス!』を放送する意義』

オードリーが「おしゃべり報道番組」で見せた“新境地” 少年刑務所内の中学校で『ヒルナンデス!』を放送する意義

「両腕を掴まれて…」と実際の被害を聞き、熊を捕らえるための大きな罠を自分の目で確かめるごとに、徐々に深刻さを理解していく。

春日は「ニュースでよく『命に別状なし』って言われるけど、その時に亡くならなかっただけで、生活に支障が出てしまうような傷が残ってしまったりとか、亡くなっちゃうとか」と被害の深刻さを指摘。

さらに、春日のVTRでは密着した猟友会の人物などにモザイクがかけられていたが、ここにも隠された思いがあった。「ロケ地が秋田某所とか、私もはっきりわからないように話しているじゃないですか?(密着した猟友会の)大将の名前も本名を教えてもらえなかった。なんでかって聞いたら、全国からクレームがくるんだって。『クマを殺すな』『クマがかわいそう』とか。でも、クレームを言ってくる側もそっちはそっちで正義があるじゃない?私はどっちが正しいかわからないんでね、次回はクレームを言う側に密着しないといけないなと思って」。

ラジオ同様、相方と向き合って、自分が何を体験してきたのか、VTRを交えながら語るオードリーの姿に、気づけばこちらも引き込まれていた。
それぞれ取材した内容はシリアスなものを含んでいるが、決して取材対象をないがしろにせず、かと言って終始深刻なトーンで伝えるわけでもなく、2人ならではの絶妙な空気感で“おしゃべり報道番組”を成立させていた。

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