マツダ『ロードスター』開発主査が“目標”にしたドイツ車とは?「いつかは超えてやろう」
しかし、こだわるところには金をかける。そんな魂を込めて誕生した初代は、40万台という大ヒットを飛ばした。「平井さんがいなかったら私もいないし、ひょっとしたら今のマツダも…。マツダ商品のセンターに『ロードスター』がいますから」と先代の功績を称えつつ、貴島氏も胸を張る。久々にハンドルを握った小木も「誰もが楽しいクルマということで仕上げられているんだな」と感心しきりだ。
参考にしたのは、ポルシェだった。「ドイツ車はクルマと人とのコミュニケーションが凄いんです」と貴島氏。「マツダにはドイツの市場で評価されないクルマはダメだという考えがあった」とも。
貴島氏は「私のリスペクトする性能の目標でした。いつかはポルシェの味を超えてやろう」と話し、憧れであり、ライバルだった1台が登場する。
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