笑福亭鶴光、警察官が見守る中で『オールナイトニッポン』 最高占拠率90%の影響力を実感【独占インタビューVol.4】
笑福亭鶴光 (C)ORICON NewS inc.
「わんばんこ!」。1970年代~80年代にかけて『オールナイトニッポン』で全国のティーンエイジャーの夜をつややかに、そして刺激的に彩ってきた笑福亭鶴光(76)が、今年でニッポン放送パーソナリティ歴50年を迎えた。今は夕方を主戦場に、リスナーを楽しませている鶴光に独占インタビューを敢行。『オールナイトニッポン』デビューから今のラジオ界まで、縦横無尽に語ってもらった。Vol.4では、今では考えられない『オールナイトニッポン』時代の衝撃エピソードの数々を紹介する。
ニッポン放送の近くで爆破事件が起きた頃やったかな、その影響もあったんでしょうね。ある時、ディレクターから「このビルを爆破するって電話がありました」と言われて、僕が放送でそのことをしゃべってもうたんや。それを面白がってか、全国からいたずらで「時限爆弾です」と書かれた時計が送られてきてしまった。
近くに丸の内警察があったから、一応連絡をせなアカンっていうことで電話したら、盾をもった警察官が10人ぐらいスタジオまで来て…。その警察官たちの前で『オールナイトニッポン』やらなアカンっていうのは、なんとも言えない気持ちやったね。