『おむすび』タマッチ役・谷藤海咲、橋本環奈の熱演に「本当に泣きそうでした」
よく出てくる「筋通ってなくない?」というセリフに、彼女の全てがあらわれていると思います。タマッチは総代表のルーリー(真島瑠梨/みりちゃむ)に負けないぐらい、ハギャレンに強い思いを持っているんです。だからギャルを悪く言われると、もう本当に許せなくなる。カッとなるスイッチが入るシーンは、何でカッとなったか皆さんに気づいてもらえたら嬉しいなと思いながら演じています。
私自身も「やると決めたらやり通す」とか「変な言い訳をしない」という気持ちがあるので、タマッチがムスビン(結)に抱く鬱憤はすごく理解できました。ただ、難しかったのがギャルならではの切り替えのはやさ。ムスビンにさんざん当たっていたのに、もう一緒にプリクラ撮るの!?って思うじゃないですか(笑)。でも、その1日経ったら忘れちゃうぐらいのポジティブさや引きずらないところが、ギャル持ち前の明るさに繋がるんでしょうね。
タマッチにとってハギャレンは最高に楽しいチームだから、その前に何があってもみんなといれば楽しい!ということだと思います。ギャルって本当に人生楽しそうで、未来よりも今!みたいなところに憧れがあったので、タマッチを演じて自分も少しそうなれている気がして嬉しくなりました。