“ポイ活”で人生が激変したお笑い芸人・井上ポイント 本業逆転で「人生がより良い方向に転がった」
やりくりして自分の好きなものを美味しく食べるのが本当に楽しくて、それがポイ活につながる節約の始まりでした。
――ポイ活を始めた大学時代は、学費を自分で払って卒業しています。
【井上ポイント】大学に入った時からお笑い芸人になろうと思っていたので、父に学費を出してもらうのではなく、誰に何を言われてもいいように、奨学金とバイト代ですべて自分で払おうと思いました。そこでもやりくりをして、贅沢はできないけれどサークル活動で皆と遊びに行ったりもしました。
そんな生活の中で、Suicaを街で使ったり、当時たくさんあった居酒屋・つぼ八でポイントを貯めたり、クレジットカードを持ち始めたりして、ポイントを貯めていけばお得になるのを知って、そこからポイ活にハマっていきました。大学時代はポイ活でいかに生活費を浮かせてやりくりするかという毎日でした。
――生活の中のポイ活の位置づけが大きくなっていったんですね。【井上ポイント】始めたばかりの頃は、月数千ポイントほどだったと思います。
それからポイントサイトを知っていろいろなポイ活をしながら、飲食店などを評価する覆面モニターをやったりして、30歳前後くらいで本格的にポイントが貯まるようになってきました。