内藤剛志主演、新作2時間サスペンス放送決定「サスペンスですから、犯人が誰か探してください」
道場は訪れた工場で思いがけず亡き妻との思い出にふれることに。そんな道場の旅は、知覧茶農家であり茶師の日高菜穂(財前)との出会いで一変する。事故で夫を亡くした後、息子・春斗(堀川太陽)とは疎遠になり、残された茶畑を1人で守る菜穂。道場と菜穂、開聞岳を望む池田湖に居合わせた2人が、ある事件に遭遇する。湖で発見された謎の遺体、伝統の「味」を巡る利権争い、疑惑が残る10年前の転落事故、父の死後すれ違う母と子が複雑に交錯していく。
■内藤剛志(道場修作役)コメント
――道場修作とは改めてどういった人物ですか?
【内藤】どんな人物なのか、を考えていくことがこのシリーズのような気がしています。もちろんストーリーでも描かれている、現役検視官のときには気づけなかった妻の思いに近づくため、改めて自分の人生を生き直しているというのがひとつの形ではあります。
そのうえで、毎回違った場所へ旅に出て、そこで出会う人たちとの間で道場が作られるような気がしますし、この歳ですけど成長していく男を僕は演じたいと思っています。
――今回の妻の雑記帳は重要なポイントとなります。
【内藤】妻の雑記帳は複数冊あって、もう亡くなっているので途中で終わっているのですが、その一番最後の場所へ今回は旅します。