“ブンレッド”井内悠陽ら若手俳優ユニット「WAVE」、お披露目イベントでコント×ダンスパフォーマンスに挑戦
――そういった期間で、気持ちが腐ってしまうことはなかったんですか?どのように乗り越えてきたんでしょうか。
「何回もありました。やりたいことと実際学んでいることが違うという気持ちで、体と心のバランスが崩れているなと感じる時期もありました。それを乗り越えられたのは、周りの人たちのおかげでしたね。僕は周りが見えなくなってしまうことが多くて、そういうときは物事を順序立ててやることが本当に下手だったんです。それでいて、できるわけないのに、全部完璧にやりたいと思ってしまうので、演技がやりたいと主張しながら、ダンスも誰にも負けたくない、いやでもやりたいのは演技だ、と。そういったときに、今は何に集中して、余った時間でこれをやろう、次の段階でこれをやろう、と順序立てて取り組むということを、当時の先生にアドバイスやサポートをしていただいたことで、折れることなくやってこれたと思います」
――そういった経験も、今人に力を与えるヒーローに繋がっているのかもしれないですね。俳優になるという少年時代の夢を歩み出した井内さんの、次なる夢はなんでしょうか。
「『ずっと演技していたい』です。第一線で活躍できる俳優になるために、いろんな作品、いろんな役に出会いたい。