『全領域異常解決室』、回想シーンで“九十九夜町”が出現 『嘘解きレトリック』コラボに反響「もしかして同じ世界線か?」【ネタバレあり】
今回もヒルコから「犬神(いぬがみ)の呪い」が原因であるという犯行声明が出される。被害者たちはいずれも過食により気道が塞がって窒息死しており、部屋からはピンク色のサプリメントが見つかっていた。
捜査資料を見た興玉は、被害者たちが通っていた美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)の写真に目を止める。大隈を尋ねる興玉と雨野だったが、大隈は病に侵され余命わずか、また彼自身も大国主神という神であることも明らかになった。
サプリに何らかの問題があることを悟った大隈は弱々しい声で「私は今回の人生を間違えた。女にうつつを抜かし、だまされた」と明かす。大隈が前世で愛した女性に瓜二つの女性が犬塚真澄という名で今世に現れ、犬塚が人魚の肉を食べ不老長寿を獲得した伝説上の八百比丘尼の研究に没頭していることを告げた。
この話を聞いた興玉らは犬塚の正体に迫るも、彼女は利用されていたに過ぎず、真の黒幕は犬塚によって大隈と離婚することになった元妻の路子だった。
さらに興玉は犬塚の戸籍がおかしいことに気づき、この女性が八百比丘尼であることを突き止めた。そして前世で大隈と結ばれていた女性こそが、犬塚だったことも明らかになった。