くらし情報『『海に眠るダイヤモンド』土屋太鳳「『百合子、生きよう』と心で…」 第4話の撮影秘話を明かす』

『海に眠るダイヤモンド』土屋太鳳「『百合子、生きよう』と心で…」 第4話の撮影秘話を明かす

つづいて、あす放送となる第4話の台本を読んだときの印象については、「オファーをいただいた時から、百合子の心の傷はあまりに深くて、ただ真剣に取り組むだけでは表現しきれないのではないかと感じていました。その思いを監督、プロデューサーさん、脚本家さんと話し合い、そのやりとりを通して百合子に出会おうと決めたのです。ですので4話の台本の表紙を開く時、改めて、『百合子、生きよう』と心で呼びかけました。責任と覚悟を持って、百合子を丁寧に生きることだけを大切にしようと思いました」と長崎で8月を過ごすそれぞれが心に抱く想いや、幼馴染たちの確執が紐解かれていく第4話への想いを語った。

また、第2話で大型台風が来ても避難せず神に祈る寿美子に百合子が「浦上の上にだってピカは落ちたんだよ!」と言い放ったシーンは多くの反響を呼び、視聴者の記憶に刻まれているが、今回母親の寿美子役を演じる山本未來の印象を聞くと、「凛とされていてストイックな一方で、とてもお茶目で明るくて、よく笑う素敵なかたでした!お母さんと百合子の間には歴史がありますけれど、撮影はクランクインから比較的すぐの時期でしたし、お母さんとのやり取り自体は少ないため、お会いして数回で難しい場面に取り組んだのですが、常に私のことを気遣ってくださり、本番になれば本気で『そこに実在している人』として思いっきりぶつかって下さいました。

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