WRC、ドライバーズタイトルはヒョンデの“苦労人” 苦節11年で初戴冠「本当に夢が叶ったような気持ち」
の2人がペアを組んで戦うといったラリーならではの独自のルールが課せられている。『ラリージャパン2024』はWRCの日本ラウンドで、世界各国全13戦で開催される最終戦として愛知県と岐阜県各地で開催された。
今回、ドライバーズおよびコ・ドライバーズタイトルを獲得したのは、「Hyundai Shell Mobis World Rally Team」のティエリー・ヌービルとマーティン・ヴィーデガ。
ベルギー出身の「Hyundai Shell Mobis World Rally Team」クルーは、シーズン開幕戦からランキング首位を維持。シーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮し、Hyundai i20 N Rally1 Hybridで2勝、6回のポディウム、49ステージ優勝を達成した。ヌービルとヴィーデガは、ラリー・モンテカルロでの圧勝により、チャンピオンシップ獲得に向けた礎を構築。続くスウェーデンとケニアでは、新たなFIA WRCの採点システムを最大限に活用し、僅差ながらランキングをリードし続けた。
最終戦は、金曜日のステージ勝利で理想的なスタートを切ったものの、この日の技術的問題でポイント圏外に転落。