WRC、ドライバーズタイトルはヒョンデの“苦労人” 苦節11年で初戴冠「本当に夢が叶ったような気持ち」
しかし、土曜日の驚異的な巻き返しで7位に浮上し、日曜日にチームメイトでライバルの、オィット・タナック&マルティン・ヤルヴェオヤをおさえるため、2ポイントを必要とする状況となったが、最終的にそのライバルが朝の最初のステージでクラッシュし、チャンピオンに輝いた。
ヌービルは、Hyundai Motorsportで11シーズンを戦い、今回FIA WRCドライバーズタイトル初戴冠。「2024年FIA WRCドライバーズチャンピオンとしてここに立てることは、本当に夢が叶ったような気持ちです。まず、この11年間私を支えてくれたチームに、心から感謝したいと思います。皆さんがいなければ、この成果は達成できませんでした」と感謝を示し、「これまで何度も準優勝に終わりましたが、自分たちの時が必ず来ると信じ、決して諦めませんでした」と不屈の闘志で戦ってきたと明かした。
また、「そして、マーティンにも心から感謝を伝えたいです。この4シーズン、共に戦い、コックピット内で揺るぎない信頼関係を築いてきました。このタイトルが、私たちにとってさらなる成功への第一歩となることを願っています」と“相棒”にも感謝。
最後に「Hyundai Motorsportに初のドライバーズタイトルをもたらすことができ、とても誇りに思います」