スウェーデンのイースター、Påsk【森と湖とストックホルム vol.2】
スウェーデンでは、サマータイムがスタート
3月の終わり。朝起きてリビングへ行くと、主人が時計の針を1時間すすめていました。
「そうだ、今日から夏時間だ。」
まだ溶けきらない雪が、ところどころ景色を白くしている中、「夏時間」というのは少し変な感じですが、暦としては冬が終わったよう。夏時間に切り替わると、夜の7時くらいまで空が明るく、ずいぶんと日が長く感じます。
春分を過ぎると、Påsk(イースター)の時期になります。
もともとイースターは、キリストの復活に因んだ宗教行事ですが、スウェーデンではあまり宗教的な意味合いは強くなく、春の訪れを祝うイベントとして、家族と過ごす人が多いようです。
街中のお菓子もPåsk仕様に!
Påskが近づくと、行事のために、春らしい色をした装飾品が、町中で売られ始めます。
小さい太陽のような 黄色いスズラン、Påsklilja。
色とりどりの鳥の羽をつけた、Påskris。
そして甘いお菓子がたくさん詰まった、Påskägg。