パリの新コンテンポラリーアート・スペース【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.3】
地下はアーティストの創作スペースで、私たちが鑑賞できる主な展示スペースは1階から3階までです。そして、この3フロアはなんと、アーティストの意向に合わせて床や壁などを自由に変更できるように設計されています。それもおよそ40通り可能とのこと!展示ごとに、ビル全体が舞台装置のように変化するなんて、大変面白い試みです。
メインのエントランスを入ると、地上階には人気のオーガニック・カフェ「Wild & the Moon」が入っています。
そして、カフェのすぐ隣には、パブリック・スペースが。
カフェ側からこの建物の外、中庭へと一旦出ると、ラファイエット・アンティシパションのブティック「À Rebours」が併設されています。ユニークでデザイン性に富んだ小物や雑貨、アクセサリー、そして写真集などを手にすることができます。
アメリカ人アーティストによる、建物全体を使った展示作品
現在エキシビジョンは、ニューヨーク在住のアメリカ人アーティスト、Lutz Bacherの「The Silence of the Sea」