あえてメンズサイズを。 『MORRIS & SONS(モリス&サンズ)』で叶う、ニュアンスのある女
アランセーターの歴史を紐解くと、漁業が盛んなアイルランドのアラン諸島が発祥の地と言われています。アラン模様のひとつである、ケーブル編みはケーブル=綱をモチーフとしたもので、大漁や安全、または交差する綱から子孫繁栄を意味するなど、由来は諸説あるそう。日本ではご承知の通り冬の相棒品として根付いており、それは自国のクラシカルな産業によって守られているのです。
メイドインジャパンが誇る、撚りの技術
ニット(メンズサイズ)¥21,000/MORRIS&SONS(ビショップ)
飽きのこないデザインで、デイリーに着られる人気のブランド、『MORRIS & SONS(モリス&サンズ)』。一見すると、クラシカルなケーブル編みのアランセーターですが、纏うことでその軽さに驚くはず。これは日本の老舗紡績メーカーが所有する、ソフトリリーという特殊な紡績機で作られています。それにフランスの羊毛を原料にした別注のリリヤーン糸と、同原料のロービング糸の2種類を混紡。ソフトリリーを使う利点は、名前の通り柔らかな仕上がりの糸が紡がれること。それによって、着心地が豊かなアランセーターが完成するのです。