2011年12月6日 10:59
オプティマス司令官の“生みの親”が語る映画『トランスフォーマー』
今夏に公開され、大ヒットを記録した『トランスフォーマーダークサイド・ムーン』のブルーレイとDVDが16日(金)にリリースされるのを前に、本作でクリーチャーデベロッパを務めた山口圭二氏がインタビューに応じた。
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日本の玩具をルーツに誕生した本作に登場するトランスフォーマーたちは、いつしか“映画版のキャラクター”として歴代のシリーズにはない個性と人気を得たが、映画版のオプティマスの“生みの親”とも言うべき山口氏は、シリーズを続けていく中で映像表現が改善されていったという。「アニメーターたちがトランスフォーマーたちを動かすことに慣れてきたので、より表情がよくなったと思います。驚いているのは、シリーズを重ねてきて、個人的には気にいってない部分もあるんですけど、ファンに現在のデザインが定着したことです。有機的な新キャラクターをデザインすると、時にそれは“エイリアン”にしか見えなくなる。その点、オプティマスの無骨なデザインは他のキャラと並んでも認識されやすく、それが特徴になってるんだと思います」。
そんな本シリーズで指揮を執ってきたのは、ビジュアルに徹底的なこだわりを見せるマイケル・ベイ監督だ。