くらし情報『犯罪者から“銃を持った牧師”に転身! そんな男の半生が映画になった理由とは?』

2012年2月3日 18:52

犯罪者から“銃を持った牧師”に転身! そんな男の半生が映画になった理由とは?

犯罪者から“銃を持った牧師”に転身! そんな男の半生が映画になった理由とは?
紛争に揺れるアフリカ、スーダンの孤児たちを救おうとした米国人サム・チルダースの行動を、実話に基づいて描いた『マシンガン・プリーチャー』が2月4日(土)より日本公開される。信じがたい事実を映画化するうえで何が大切だったのか。監督のマーク・フォースターに話を聞いた。

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武装勢力LRAによって400万人が殺され、4万人の児童が誘拐されているといわれるスーダン。本作で描かれるその惨状は、やはり痛ましいものである。地雷に吹き飛ばされる子供、銃を持たせられ強制的に殺しを強いられる孤児、容赦ない女性への暴力。これらはすべて事実に即しているとフォースターは語る。「サムと一緒にスーダンへ行き、彼の施設や軍に急襲された難民キャンプなど映画で描かれることになる場所に連れて行ってもらった。
現地の人にも大勢会ったよ。映画の前半で登場する唇を切られた女性や、家族を殺された村人たちにも話を聞いた」。これらの体験が、フォースターの映画作りへの意志を強くさせたという。

もうひとつ、彼の興味を強く引いたのがサム・チルダースという人物。血の気の多い前科者が信仰に目覚め、アフリカの子供たちの救世主になる。こんな人間が本当にいるとは、すぐには信じ難い。

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