2015年1月23日 18:18
野球部の鬼監督役を熱演。永瀬正敏が語る『KANO』
日本統治時代の台湾で、台湾人(漢人)、台湾原住民、日本人の三民族の混合チームで甲子園に出場し、決勝戦まで進んだ嘉義農林学校の実話を映画化した台湾映画『KANO~ 1931海の向こうの甲子園~』。主演で野球部の鬼監督を演じた永瀬正敏が、日本での公開を前に本作への思いを語った。
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撮影が行われたのは永瀬にとってはちょうどデビュー30年目の時期。当初はスケジュールの関係で参加するかどうか悩んでいた。本作のプロデューサーで脚本を務めるウェイ・ダーションの古くからの友人で、永瀬とは『私立探偵濱マイク』などで縁の深い林海象の後押しもあって出演を決めた。「海象さんから『僕の友人なので一度、台本を読んで決めてほしい』と連絡をいただきました。届いた台本を読んでみたら、すべてが初めて知ることばかり。甲子園に台湾代表が出ていたことも、嘉農(KANO)というチームのことも知らなかったです。
日本も他の国も大変な時代に僕らの先輩でこんな素晴らしいことを成し遂げた方がいるんだということを、多くの人に知ってもらいたくなって『やりましょう!』となりました」。
まさに30年の人との繋がり、縁に導かれて参加した作品と言える。