くらし情報『『戦場でワルツを』の鬼才が語る最新作』

2015年6月19日 12:19

『戦場でワルツを』の鬼才が語る最新作

女優生命と引き換えに巨額の金を手にした彼女の行く末が見つめられる。そこからはデジタル化の脅威、利益を追求する企業の暴走、バーチャルと現実の境界線など、といったさまざまな現代の問題が不思議と浮き彫りに。さらに現在の巨大スタジオが牛耳る映画産業にも大きな問いを投げかける。「今の社会、そして映画界について一石投じたかったのは確か。また、このままいくと今回の映画のように生身の俳優は必要なくなるかもしれないし、監督の存在だって危うい。僕自身はそうなるとは思っていないけどね。そのことを含めクリエイティヴの持つ力についても改めて考えたかった」

主演のロビン・ライトについてはこう語る。「彼女は早い段階からこの作品に関わることを決意してくれた。
脚本にあれこれと口を挟むこともなくてね。むしろ私がびっくりしたよ(笑)。ロビン・ライトという役を表現者として体現してくれた。すばらしい俳優だよ」

本作でも世界的評価を受けたフォルマン監督。今後の動向が気になるが、先日、アレハンドロ・ホドロフスキー監督と会ったことが報じられた。「パリで会ったんだけど、すばらしい時間だった。未完の大作『DUNE』について話して、彼は最後にこんなことを言ったんだ。

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