元SURFACE・椎名慶治が初のワンマンツアーで男泣き
、磯貝サイモン(k,g,cho)ら強者たちによる冴えたプレイ に、椎名もどんどん熱くなる。中盤『バレちゃいけない』『Pussy Cat』『CALL』の流れでは、大人の粋もアピール。特に新曲『Pussy~』は、アップめの4ビートで実にオシャレ。新たな魅力に満ちていた。
後半には、互いにfeaturingしたり、されたりと交流が続いているZEROが登場。キレのいいラップにヒップホップ・マナーでからむ椎名が新鮮だった。支えてくれている人々への感謝をこめた本編ラスト『取り調べマイセルフ』では、駆け抜けてきた1年を思いホッとしたのか、気づけば椎名が男泣き。代わりに観客は大合唱でエールを送った。
アンコール、震災への募金活動に触れた後、「頑張れなんていらないと思う。もうすでにみんな頑張ってるから。俺がそう認めるよ。だから、これまでと同じように暮らしていってください」と優しく語りかけた椎名。その思いをまんまこめた『よーいドン』で、初ソロ・ライブを力強く、爽快に締めくくった。歌声も感情もまさに全身全霊体当たり。その人間臭さに、また多くの人が魅了されたに違いない。
ワンマンツアーが無事に終了した椎名は、8月25日(木)