Fear,and Loathing in Las Vegas、サマソニで圧巻のステージを披露
SUMMER SONIC 2011、2日目・幕張メッセ。朝10時前だというのに、マウンテンステージは観客の熱気で溢れていた。サマソニ東京会場、2番目の広さを誇るこのステージのオープニング・アクトに抜擢されたのは、平均年齢弱冠19歳という神戸の新人バンド、Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)。ステージ両サイドの大型ビジョンにバンド名が表示されると、準備の整ったキッズたちが歓声を上げた。SEが流れるとその声は会場に充満、観客が見つめるステージにメンバーが勢いよく登場した。
「Fear, and Loathing in Las Vegas」チケット情報
「行こうぜーーっ!!!」。ヴォーカルのSoが高音ボイスで絶叫すると、待ってましたとばかりに手を挙げてオーディエンスが応える。疾走感のあるイントロとともに、激しく頭を揺らしながら「Stray in Chaos」を演奏すると、会場は揺れんばかりの盛り上がりとなり巨大なダンスフロアへと一変した。
音程を補正するオートチューンを駆使したSoのエレクトロなヴォーカルがポップなメロディを奏で、もうひとりのヴォーカルMinamiがキーボードを弾きながらデスボイスで荒々しく絶叫する。