中谷美紀が初舞台にして1人3役を務める、舞台『猟銃』がカナダ・モントリオールのUSINE Cで、9月7日(カナダ時間)に開幕した。
舞台『猟銃』のチケット情報
9月8日には舞台上演後、中谷と、共演者のロドリーグ・プロトー、演出のフランソワ・ジラール、翻案のセルジュ・ラモットによるトークショーが行われた。中谷は通訳を介することなく全てフランス語で受け答えする堂々とした姿をみせた。
中谷は「未知なるものへの恐れの気持ちもありましたが、飛び込んでみると、そこにはあたたかく輝かしく、深い世界が待っていました。そして終演後、舞台袖にて『ようこそ、この素晴らしい舞台の世界へ』とフランソワ・ジラール監督が抱きしめてくださった時、思わず涙が溢れました」と初舞台への感想を語った。そして、「3人の女性を通して、心の奥深くに眠っている本当のご自身がみえてくるかもしれません。あなたは愛することを望みますか?それとも、愛されることを望みますか?」とこれから開幕する日本公演の観客に向けてメッセージを送った。
本作は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘による3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。