豪華メンツの中でひときわ輝く、アジアが生んだパワフルでキュートな歌姫、シャリース!
とはいえ、曲の合間で「もはや日本は第2の故郷って感じなの」と答えるその笑顔のあどけなさは、やっぱり10代の女の子!
最後はシャリースの永遠の憧れ、セリーヌ・ディオンの『パワー・オブ・ラヴ』を。天性の歌声と、どんな状況でもものおじしない度胸と愛嬌。ほんの数曲の短いステージにも関わらず、フォスター氏の手腕により見事に開花したシャリースのスター性を再確認する、貴重なステージだったといえる。
ラッセル・ワトソン、アシャンティ、フィリップ・ベイリーがそれぞれ素晴らしいステージを披露した後、トリを飾ったのはカリスマAORシンガー、マイケル・ボルトン。彼がこの夜最後に披露した曲のデュエット相手として選んだのは、シャリース!30年以上のキャリアを誇る大物シンガーと互角に歌い合うその堂々とした歌いっぷりと才能に、会場の誰もが釘付けに。
3月の大震災が引き起こした悲劇に対するフォスター氏のメッセージの後、この夜最後に披露されたのは、マイケル・ボルトン、ラッセル・ワトソン、アシャンティ、フィリップ・ベイリーが勢揃いして歌い始めたマイケル・ジャクソンの『アース・ソング』。サビにさしかかったところでシャリースがステージに登場し、なんとソロ・パートを披露。