あの『blast!』がさらにパワーアップして全国47都市ツアーを敢行!
全身を使って生き生きと演奏し、躍動するキャストたちはなんとも魅力的。客席に降りての演奏など、ライブならではの息遣いも間近で楽しめる。
本作のキャストはドラム・コーの基本である金管楽器チームと打楽器チーム、そしてカラーガードと呼ばれる大きな旗を使う“ビジュアル・アンサンブル”(ダンサー)で構成。ステージではシーンごとにテーマ・カラーを設け、夜の海を思わせるような“ブルー”、春の息吹きを感じさせる“グリーン”、情熱的な曲『マラゲーニャ』を使った“レッド”など、映画のワンシーンのような場面の連続だ。圧巻は1幕ラストの『バッテリー・バトル』。石川らキャストたちが楽器を装着してバトルを展開するのだが、殴られるSE(サウンド・エフェクト)をも音で表現しながら演奏するため、スティックの動きが速過ぎて見えないことも!衣裳と照明、そして音だけでスペースオペラをナマで見ているような興奮。この体感は、『blast!』のステージでしか味わえないものだろう。公演は8月16日(木)から9月2日(日)まで東京国際フォーラムホールCで上演するほか、全国47都市で開催される。
取材・文:佐藤さくら
王林、超ミニワンピで豊満“美バスト”あらわ&美脚披露 新たな一面が舞台で輝き「とびきりに励みになってます」