創立40周年を迎える新日本フィル、音楽監督アルミンクは10年目のラストシーズンへ
オーケストラと一緒に成長してきたと実感しています。今後の新日本フィルは、さらにエキサイティングな道のりを歩むことになるでしょう」と感慨もひとしお。
ラストシーズンにアルミンクが選んだプログラムは、ブラームスのレクイエム(9月)、ドビュッシーの映像(9月)、ブルックナーの交響曲第5番(4月)など。任期最終公演では、2003年の音楽監督就任披露公演で自ら選曲したマーラーの交響曲第3番を披露し、集大成を飾る。
アルミンク退任に伴い、2013-2014シーズン以降の指揮者陣もあわせて発表。“Conductor in Residence”にインゴ・メッツマッハーが就任。任期は2015年夏までで、1シーズン4プログラム6公演を指揮するほか、楽団への音楽的アドバイスや地域活動への協力を行う予定だ。また“Music Patner of NJP”のダニエル・ハーディングは、任期を2年延長し、2015年夏まで同職を務める。
新日本フィルハーモニー交響楽団 2012-2013シーズン定期演奏会は、サントリー・シリーズ[全8回]が9月7日(金)、トリフォニー・シリーズ第1夜・第2夜[全8回]が9月14日(金)