くらし情報『佐久間奈緒、ビントレーが現代に蘇らせたバレエ『シルヴィア』を語る』

2012年7月20日 16:13

佐久間奈緒、ビントレーが現代に蘇らせたバレエ『シルヴィア』を語る

物語は思いを寄せ合っているのにお互いの愛情が信じられない恋人たち(後のシルヴィアとアミンタ)と、長い結婚生活で情熱の冷めた夫婦を軸に展開する。庭師に姿を変えた愛の神エロスによって古代ローマ神話の世界に導かれ、そこからギリシャ神話に彩られた『シルヴィア』の物語が始まる。時空を超えた空間での経験を通し、大切な感情を探し当てたカップルたちは、現実の世界に戻りハッピーエンドを迎えるというロマンティック・コメディー。

佐久間のパートナーは、映画『小さな村の小さなダンサー』で、スクリーンデビューを飾った、ツァオ・チー。佐久間と同様、カンパニーの未来を担うスターダンサーである。「2009年版はデヴィッドが私とチーに合った振付を考え、3人で試行錯誤を重ねながら、リハーサルをしました。その場にチーと立ち会えた事を、今でも幸せに思います」という言葉から、完成された作品への深い愛情が伺える。クライマックスのグラン・パ・ド・ドゥ(男女ふたりによる舞踊様式)は、「ふたりの技術を駆使した最高の見せ場となっています」とアピール。
「デヴィッドは新国立劇場の芸術監督に就任以前から、いつか私たちをゲストに呼びたいと話していました。

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